ぼかし塗り

・ぼかし塗り

このコーナーでは、エアブラシを使ったぼかし塗りについて、解説します。


1)マスキング:


マスキング1

ボディと足、ボディとトップの境目に6mm幅のマスキングテープを巻きます。

@しっかりと圧着させること、Aボディとトップの境目はテープがまっすぐ重なるように巻きます。

マスキング2

マスキングテープを巻いた物です。


2)ぼかし塗り(1色目):


試し吹き

エアブラシは、毎日使用しているわけではありませんので、シンナーを入れて試し吹きをします。

ティッシュにシンナー吹き、前回吹いた色が残っていないことを確認します。

塗料の攪拌1

Mr.カラーをよく攪拌します。

 塗料の希釈1

攪拌したMr.カラーをカメラフィルムの空ケースに移します。この前にカメラフィルムの空ケースは水洗いし、ほこりがないことを確認しておきます。

 塗料の希釈2

  塗料の希釈3

移したMr.カラーを1とし、カメラフィルムの空ケースにマジックで印を入れ、この2倍のシンナーで希釈します。

 塗料の攪拌2

希釈した塗料をよく攪拌します。

 塗装1

エアブラシでボディを回しながら、塗料を吹いていきます。

 

私の場合は、エアブラシは0.2mm口径、エア圧1.0kgf/m2、ボディとエアブラシの距離は50mm程度です。

このあたりは、私もまだまだ研究が必要と感じています。巻末資料の「カラーメイキング〜ルアーに生命を吹き込む着色法のすべて」やプラモデルのホームページを検索するなどして、深めていって下さい。

 1色目塗装の完成

1色目の塗装が終わったところです。


3)エアブラシの後始末:


エアブラシの後始末1

吹き付けを終わった後は、常にエアブラシを洗浄しなければなりません。

@カップに残った塗料は、カメラフィルムの空ケースに戻します。

A洗浄用シンナーをカップに入れ、残った塗料をティッシュでふき取ります。

エアブラシの後始末2

B再度、洗浄用シンナーをカップに入れ、ノズルの先端をゆるめ、エアブラシにうがいをさせます。

Cカップに残ったシンナーをきれいにふき取ります。

エアブラシの後始末3

D再度、洗浄用シンナーをカップに入れ、ティッシュにシンナー吹き、吹いた色が残らなくなるまで、これを繰り返します。


4)ぼかし塗り(2色目):


エアブラシの後始末3

グラデーションをつけるために、Mr.カラーNo.2(ブラック)、もしくはスモークグレーをボディと足の境目、ボディとトップの境目に吹きます。

あくまで、グラデーションをつけるためが目的なので、軽く、薄く吹くのがコツです。

1色目塗装の完成

2色目の塗装が終わり、ぼかし塗りの完成です。










以上

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